変わらぬ平和を　変わらぬ笑顔を
ずっと見ていたいだけだったのだろう
変わらぬものなど　どこにもないよと
犠牲という言葉で　教えてくれたね

絆だとか　愛だとかそういったものが
ただの電気信号だとしたら
何を信じ　進めば良い　そういった希望　在処を
旅路に記せるの

嵐が吹く　雷鳴が轟くこの大地に　壊れた羅針盤を
捨てる覚悟　進むべき道は　自分が手に入れると誓う

朝焼けに消えていく　神々の設計図

防ぐように覆った手　あまりにも無力な抵抗だったとしても
退けぬ戦い　
夕闇に浮かびだす救世主　阻むように探った目

幕を下ろすゲームに去る信念は　持ち合わせていない

手繰り寄せ抱き寄せた　明日の地図
君にしか託せない物語　全てが誰かの手の内だとしても

おれは諦めるわけには――

信じる者も信じぬ者も　乾坤覆す戦い
正しい物で　疚しい膿を　吐き出してみよ　この手で
饒舌道化　僭越罵倒　トリックスターの首の根を
掻っ切るナイフ　過去形のIF　黙る神様はハミング

狂い出す歯車をせき止める　貫いた信念をかざした手
神々の黄昏を振り切って　明日に繋ぐ誓いを立て
黒幕のその先を切り拓く　英雄になれずとも
語るべき未来がそこに有るから　走り抜け世界を

歌い切れ邪悪なる物語　君にしか託せない真実を
誰かの作った檻　壊すためにも
おれは諦めることはない！