「久しぶりの景色だね」
君はそう隣で笑う
別に付き合ったわけじゃないけど
君と過ごした3年間


ずっと同じクラスで いつの間にか話してたね
学校にしては珍しく 開いてた屋上に上ってさ
昨日見たテレビ 漠然としない将来
似たようなこと話していたね

私も君も 器用じゃないから
塩を塗りこむようなこともしたね
それでも私は 何があっても
一番最初に見た景色を 今でも覚えてる

『愛』
それは美しいものですか?
君との楽しい時間を取っておけるものですか?
どうして君を好きになれたか
それは愛なんて言葉じゃない


君と私 隣の席も何度なっただろうね
部活休みのときは 屋上で勉強教えてもらって
ふと考えた詩とか 追いつきたい将来とか
思ったことだけを話していたね

君が私に そっとつぶやいたのは
「いつまでもこの時が続けばいいのに」
なんて歌詞みたい
別に変な 重い想いじゃなくて 私たちは友達

『友情』
私が望んだのはこれです
君との「この時間を取っておく」ための魔法です
私は君が大好きなんだ
それは愛なんて言葉じゃない


別にこの時代だけど 恋に結びつけなくたって
楽しいんだから良いじゃない

『愛』
それは美しいものですか?
『友情』
君は望んでくれてる?


3年ぶりのタンク上からの景色は
「「久しぶりだね」」

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Not Love

恋じゃなくてもいいじゃない――。

閲覧数:42

投稿日:2011/07/07 20:18:29

文字数:566文字

カテゴリ:歌詞

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