日々を抱く正体は
ひび割れた花瓶のようで

クチナシの枯れた
ため息のファンファーレ

しょうもない後悔と消耗戦
どうしようもないわ　もうどうせ
今や確かなことも　確かめたくないわ

咲いて　散って　相舞って
離れあってたって　この傷はまだ
消えやしないもの　忘れさせておくれよ

夜が泣いた　嘆いた　野晒しの悪夢
遠く　遠のく　君はどこにいる？
導線も　どうせ　途切れ　通せんぼ
まだ知らない　まだ夢でいたいのに


相貌（かお）のないメッセージ
疑えば毒を差すように

他意か　ライアー　騙しあい
離れあったから　心の壁に触れてしまったわ
手も取れない向こうに

さらば　今日は絵空　感情のキャンパス
色十色　僕は空知らず
導線　巡って　迷った指先は
空白も　埋められずいるのに

夜が泣いた　嘆いた
夜に凪いだ　言葉

不完全性の証明　それだけが確か
Q（問いかけ）は　ED（終わり）を示してる

ならば　どうか　手繰った　解れた糸でも
息を止めることは容易いわ
どうせ　もうどうせ　途切ることすらも
許されない　恋心など　もう...

(ふりがな)
ひびをだくしょうたいは
ひびわれたかびんのようで

くちなしのかれた
ためいきのふぁんふぁーれ

しょうもないこうかいとしょうもうせん
どうしようもないわ　もうどうせ
いまや　たしかなこともたしかめたくないわ

さいて　ちって　あいまって
はなれあってたって　このきずはまだ
きえやしないもの　わすれさせておくれよ

よるがないた　なげいた　のざらしのあくむ
とおく　とおのく　きみはどこにいる
どうせんも　どうせ　とぎれとおせんぼ
まだしらない　まだゆめでいたいのに


かおのないめっせーじ
うたがえばどくをさすように

たいか　らいあ　だましあい？
はなれあったから　こころのかべに　ふれてしまったわ
てもとれないむこうに

さらば　きょうはえそら　かんじょうのきゃんぱす
いろといろ　ぼくはそらしらず
どうせん　めぐって　まよったゆびさきは
くうはくも　うめられずいるのに


よるがないた　なげいた
よるにないだことば
ふかんぜんせいのしょうめい　それだけがたしか
といかけはおわりをしめしてる


ならば　どうか　たぐった　ほつれたいとでも
いきをとめることはたやすいわ
どうせ　もうどうせ　とぎることすらも
ゆるされない　こいごころなど　もう...