鏡音鈴、13才
初めて告白しちゃいました・・・
自分からなんて絶対しないって決めてたのに・・・・・泣
第一、連はミクちゃんが好きだったのに・・・・
でも・・・なんで連は、わたしが告白されてたこと、気にしてたんだろう
やっぱ海斗君とは友達だから・・・?
わかんないよ・・・・
連は熱が下がったらしいので、今日のお昼ごろに来るそうだ。
それまでの時間がすっごく怖く感じる・・・
おまけにあたしは学級委員でいのこりだし・・・
もぅ・・・最近なんだかツいてない
そして、あっというまに昼休み・・・
ガララッ
「すいませーん、おくれましたー」
れ、連が来たっっ!ほんとに来ちゃったよー・・・
う・・・顔合わせらんない・・・・・・
そう思ったわたしはすぐに教室をとびだして屋上へ向かう。
・・・・・・・・
ふぅ・・・やっぱりココが一番落ち着くー・・・・
バンッ
っ!?だ、だれ?
「あ・・・ミクちゃんか・・・びっくりしたぁ」
「あ、ごめんごめん。」
そういってミクちゃんは、わたしのとなりに座ってしゃべり始めた。
「あーあ・・・鈴ちゃんはいいなぁー・・・」
「え?な、なんで??」
「だってさ、鈴ちゃんは好きな人に告白できるけど、わたしは告白
したくってもできないもん・・・」
「・・・?なんで告白できないの?」
「わたしね、1つ上の先輩が好きなんだ・・・でも、先輩はモテるから・・」
そうだったんだ・・・知らなかった・・・・・
ミクちゃんも好きな人がいたんだなぁ・・・・・・
「そっかぁ・・・でも、あきらめずにアピールしたらミクちゃんだったら
うまくいくと思うよ♪」
「・・ありがと・・・鈴ちゃん」
キーンコーン・・・・
「もどろっか、鈴ちゃん」
「ん・・・」
う・・・そういえば教室には連がいるんだった・・・・
でも・・・しょうがないか・・・授業始まっちゃうし・・・・・
放課後
「鏡音、休んでた分のプリントやってから帰れよー」
「ふぁーい・・・」
連が眠たそうな声で返事をする。
って・・・なんですとっっ?
プリントやってから帰れってことはさ?
連もいのこりってことかぃっっ!ふたりきりなんてたえられないよぉー!
さっさと仕事おわらせちゃわないとっ汗
「・・・・・」「・・・・・・・・」
なんかやだなぁ・・・このしぃーんとした空気・・・・・・
「なぁ、鏡音ー・・・」
びくっっ
「な、なにっ!?」
「いや、あの・・・ここの問題わかんねーから教えて」
「・・・・あ、うん・・・」
・・・・・・・・・・
っていうかさ、数学ならわたしより連のほうがばつぐんにできるじゃん
この問題・・・ちょっとわたしもわかんないかも・・・・
「んーっと、たぶんこの数字をここに入れて・・・ここの問題はこの公式 を使うの」
・・・あってるかわかんないけど・・・笑
「・・・さんきゅ」
「あのさ・・・昨日、お前がいってたこと・・・」
「あ・・・・・」
「オレ・・・・さ、わかんないけど
お前のこと好き・・・だ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
う・・・そ・・・もしかして今・・・・好きっていった?
連は、顔を真っ赤にしてだまっている
「ほんとに?」
「これがほんとじゃねーっていうのかよ・・・・」
「ちがうよ。ただ・・・夢みたいで・・・・
うれしかったの・・・」
「ということだから・・・ずっとそばにいろよな」
「・・・うんっ」
わたしはこのときが今までで一番うれしかった・・・・
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