S
どこまでも逃げて行こう
(逃げて行こう)
逃げて行こう
(逃げて行こう)
君とならどこまで逃げられる
(君とならどこまで逃げられるのだろう)
あの川を超えたなら(超えたなら)
橋を渡って (その先へ)
どこまでも いつまでも
逃げて行けるかしら
A
退屈で 退屈な 毎日が
君と出会った日から
体が 細く なってく
抱きしめられた日から
B
確かめないで 得意の手練手管
唇からこぼれてしまう
君のくれたものに応えるだけの
言葉の代わりに手を取って願う
私とともに
S
どこまでも逃げて行こう
山を越え 町を抜け
その先へ
君とならどこまでは逃げられる
(君とならどこまで逃げられるのだろう)
気紛れに 待ち合わせた
あの木の下で 掻き抱かれ
互いだけ 包まれて
初めて生きてる気がした
A
満たされる心を知らない
そのままでいたかった
束の間の安らぎを待ってる
今だけと言い聞かせ
B
余所見しないで 私だけを見ていて
醜く囁くのは誰
受け入れないで 信じてみたくなる
見ない振りはどこまでは許される
『傷付く前に』
S※
煌びやか 飾られど
名も知れず 散り行けば
遣る水も
必要ない世で育ってきたの
ああ、今はまだ
逃げて行こう
手を引いて 手を引かれ
その気持ち 同じじゃなくって構わない
初めてよ そんなことは
あの木の下で 掻き抱かれ
互いだけ 包まれて
初めて生きてる気がした
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