～ⅨⅥ∞ⅣⅢ～


無情にも時は過ぎてゆき　　彼女との距離は縮まった
無惨にも貴方が好きで　　見えない敵を造っていく
無心で机に刻み込んだ　　貴方によく似た顔の彼女
無縁な彼女はどことなく　　滲んで見えたような気がした

模範解答に近い答えの　　言葉は私に酷似していた
欠陥だらけの私じゃ　貴方と　　釣り合うワケも無いことは無いの
意味不明な言葉は無視して　　淫靡な文を書き連ねながら
八方塞がりの道は捨てて　　深い闇へと墜ちていく

悲しい虚しい苦しい寂しい　　私の末路と新たな世界
秩序の欠如で顕著な事実が　　暗闇の中へ染みこんでいく
嬉しい楽しい嬉しい楽しい　　貴方も世界も思うがままに
狂った「死ね」って言葉を信じた　　彼女は貴方とよく似てる


無実な私は知らされた　　彼女と貴方は繋がった
無性に見にくい視界には　　滲んだ彼女が映ってる
無理も承知で頼ませて　　泣きながら貴方微笑んで
無数の人間に思えて　　叫びながら走り抜けるの

模範解答は確かな答え?　　真実は常に正しくないの
常識だらけの人類なんて　　闇に吸い込まれてしまえばいい
中途半端な愛ならいらない　　カオスな言葉を並べただけ
八方美人の彼女を消して　　暗い未来は死んでいく

悲しい虚しい苦しい寂しい　　貴方の末路は私の世界
苦しい気持ちが積もって崩れて　　明るみは黒に侵食されて
嬉しい楽しい嬉しい楽しい　　彼女も世界も思うがままに
狂って「死ね」って喘いで悔やんで　　貴方は私とよく似てる


私は貴方とよく似てる　　私は彼女とよく似てる
私の世界は消えていく　　私はこの世で独りきり


悲しい虚しい苦しい寂しい　　この世界はもう崩壊寸前
散々転んで容易に嗤った　　光はすでに目の前にあって
嬉しい楽しい嬉しい楽しい　　彼女も貴方も消えてしまって
苦しい苦しい苦しい苦しい　　扉はもうすぐ閉ざされる


苦しみ味わう　貴方と貴女…