夜になれば
月が見えるだろう
いまは雨が
降り続けている

気温は26度
生温かい風が吹く
駅前の交差点
折り畳みを差す

40分が過ぎても
待ち人は来ない
連絡もつかない
ため息をつく

思い出は
時が経てば経つほどに
磨かれて
輝きを増してゆく

約束した
未来のこと
いま思えば
夢物語

なぜいまさら
思い出すの
笑えるほど
バカな私

お昼まで
浮ついていたみたいで
お洒落服
灰色に陰る

予約してた
レストランに
キャンセルを
知らせるべきか

そんなどうでもいいことを
いつまでも考えてる

叩きつける
雨粒よ
傘を閉じて
上を向いて

暮れゆく今日を
洗い流せ
やさしく伝う
温もりの雨よ

夜になれば
月が見えるだろう
いまも雨が
降り続けているよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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にわか雨

『にわか雨』の歌詞

閲覧数:62

投稿日:2022/05/23 19:37:44

文字数:334文字

カテゴリ:歌詞

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