戦場をかける 一輪の花。
神の使いにして神の代弁者 セルティアの乙女。
戦場に奮われる 一振りの剣、
革命の指導者 後の英雄。
出会う度に殺しあい、血を流す。
願いは唯一つ、彼等の願いは同じもの、
この国に 自由と 平和を。

守る為に、立ち向かう為に、なれど刃を交える。
すれ違う道、隔てるは仲間と民。
想いが募るほど刃は重く、 期待が高いほど剣は鋭く。
国が破滅へと向かっていることなど露知らず。
王は内乱のさなか死に、
大臣は国を捨て、
他国の敵の侵入を許す。
国の存亡の危機。

嘆く人々の希望は
二人の生まれたときに離された運命を再び一つにする。
対の双子は太陽と月の如く。
淡い期待が伝説を甦らせる。
国を作った王と巫女の化身。
失った国の栄光を取り戻し 他国の支配を赦さず。
全て終わりし日に玉座は空いていた。

歴史から少女と少年は姿を消す。
語られるは国を守護し、
英雄と乙女の物語。
言い伝えの女神と男神の生まれ変わりだったということだけ。
神の加護を約束された国、と壽ぎを受ける。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ある国の建国の歴史

続きです。小説は書きます。内容をちょっと変えます。
詩が先にできてしまったためにここでアップです。
字数とかあんまり考えていないために、としあえず、お粗末でした。

閲覧数:50

投稿日:2010/03/27 14:57:55

文字数:453文字

カテゴリ:歌詞

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