「探し物はどこにありますか?」 記憶の受け皿を逆さまに
濡れた思い出が砕け散る 隅まで探しても何もない

無くしたくないと抱え込んでいた 宝物はこの腕で消えた
この手はいつしか世界の流れに しがみつくために大きくなってた

痛みを押し殺し上を向き 毎日をさまよい前を見た
幼子よく似たこの世界 あやすように今日も飲まれてく


楽な道を選び建前の 演技力を磨き流される
世渡りと本音は相容れず 世界には届かず溺れてる

虚しさに飲まれ気付いた喪失 世界は微笑み空に手をかざす
その手はいつでも空っぽに触れて 誰もを包み込み冷たく許した

過ちと恐れと慰めで 溺れてる誰かが笑ってた
「もう一度やり直せるならば」 「何が変わる?」と世界が問う


探してたものは何だっただろう 掴めないままで焦りだけつのる
この手はいつしか藁さえ掴めず 誰にも知られず沈み朽ちていく

できるだけ奇麗に飾ってた 言葉と思い出が背を向ける
世界の掌で笑う声 「探し物はどこにありました?」

「探し物はどこにありました?」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

憫笑ストレンジア 《コラボしました!》

コラボに投稿した歌詞の再うpです。

閲覧数:70

投稿日:2010/10/01 01:17:21

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

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