さくら

なんか鬱になりそうになる今日は
誰に会いたくなるわけでもないしな。
寝る、昼過ぎまで。

なんとか楽に生きていけはしないかな。
平和ボケするのも大概にしな。
そう何をするも金が要て、
夢を見ていいのは何歳まで？
現実見て歩く人で世は廻ってんです。

でもその夢に惹かれてく
馬鹿一人二人増えてくのが
嬉しくて僕らまた絵空事を描いたんだ。

君は一生わからないだろうけど、
僕ら案外普通の人なんだよ。
だからさ、諦めは早いほうがいいのだ。
君が何を言おうと知ったことじゃないのだ。

でもね、君がいても君がいなくても
死んで逝けどいいけど、
最期くらい笑ってバイバイできたならよかった。

そして嘘を吐くことに疲れたらまた戻ってくれば？
僕はその優しさが大嫌い。
なんて言う僕のこと嘲笑うかのように散る
その花びらがあまりにも綺麗に見えて、

だからそれが大人になることって何でしょう？
そのうち君も忘れていくんでしょう。

嘘を吐くことに疲れたらまた戻ってくれば？
僕はその優しさが大嫌い。
なんて開き直れたならば僕もいつかあの木の下で、また
それは誰の本音？

何もかも透けて消えても残るこの鼓動が、
何度も聞こえてもう、うざい、うざいけど
聞こえないとやっていけそうにない、とは言えそうにない。
だからまた、馬鹿に戻ろう？

またね、来年も見れるといいね。