白い雨の降る 目蓋の裏から
世界を変えていくこと
空想を泳ぐ クジラの夕昏
忘れかけた約束に

声と声をなぞる
浮かんでは沈んで
見つけられないひと
たぐり寄せた指先

言えなかったことも
スプーンひとすくい
砂糖と一緒にとかしてく

きらきらひかる
夜ならまぶしくて
朝ならまだこない

声の色を見て きみの熱を知る
がらくたさえ美しく

指と指でたどる
泳ぐ視線たちを
背中に連れたひと
沈みそうなつまさき

そうして思い知る
あふれるほどの音
ふれたら変わっていくんだね

絵空事でも
溺れて気付けない
朝ならまだこない

泣き虫弱虫は
ぼくらのことだけど
伝う涙のあたたかさに
ふれていって

泣き虫弱虫は
きみのための唄に
ゆりかごのなか まどろむのさ

たとえばきみが
どんな夢をみても
ほら、もう朝だよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

やさしいあさのために

久々なような気もする応募です!⇒http://piapro.jp/t/7F_7
採用していただきました!ありがとうございます!
動画⇒http://www.nicovideo.jp/watch/nm14179187

目が醒めたら忘れてしまうような、くだらない夢の唄です。
はてさて、よい夢だったか悪い夢だったか。
それすら曖昧な目覚めは、けれどやさしいひとの腕の中。

閲覧数:280

投稿日:2011/03/30 22:48:22

文字数:358文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • ゆうきちゃん

    ゆうきちゃん

    ご意見・ご感想

    投稿ありがとうございます!!
    題名からもうかなりいい感じですね!
    雰囲気もかなり好みです^^
    どうもありがとうございました!

    2011/03/13 22:44:36

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