「今日もやっぱり暑いや」
嘆く、青空を見上げて
遅刻を知らす時計を
無視してぼやいてた

この手に汗が浮かぶのも
頬が水に濡れる理由も
夏の暑さのせいだと
ひとり決めつけてた

窓の外を見ても
蜃気楼が揺れている以外の
変化なんて特に無い
心の変化なんてのも

真っ白な世界で冷房の中
ゆっくりと僕の脳が壊れていくようで

君がいない夏を僕は今も生きる
誰もいない河川敷独り歩く
君がいたあの日は二人駄弁っていた
沈む夕日あの日と変わらないまま

まだ
まだ

君がいなくなってから
一年しか経っていないなんて
まるで信じられないよ
あまりにも長いや

僕の毎日の中
あの駅前の洋菓子屋以外の
変化なんて特に無い
心の変化なんてのも

真っ白な世界で冷房の中
ゆっくりと君の脳は壊れてったんだね

僕が独り歩く夕日に染まる道
あの日隣にいた君はもういない
君がいたあの日は二人微笑っていた
沈む夕日あの日と変わらないまま



君がいない夏を僕は今も歩く
誰もいない河川敷独り歩く
君がいたあの日を独り想い描く
沈む夕日あの日と変わらない

君がいない夏が終わろうとしている
蝉が奏でていた音も聞こえない
君がいたあの日に二人交わした声
沈む夕日あの日向けたさようなら

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君がいない夏

オリジナル曲「君がいない夏」の歌詞になります。

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投稿日:2016/06/21 23:17:06

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

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