『さようなら』
と、云う言葉が…
この世から、全ての人間の記憶から失くなれば良いのに。

それでもオトナは、
『さようなら』
と、子供達に言わせる。

別れなどない世界に、私は幾度となく憧れて
現実には有り得ないと、そんな事はわかっているんだ。

君の笑顔が有る時間
ただ今を切り抜いて、このままずっと…ただずっと見ていたいよ

それでも私は、
『さようなら』
と、云いたくなんてないよ。

別れなどはない世界を、私は何度となく夢見て
現実には有り得ないと、そんな事はわかっていても。
君と生きる永遠を選びたかった。

ただずっと



かぎられた時間
そんなもの、粉々になってしまえ！


『さようなら』
が、この世から消え去ってもきっと
人々は、別れの言葉を生み出すんだろう
出会って、別れて
それが生きる事なんだろうから
それでも…

別れなどない世界を、私は何度となく夢見て
現実には有り得ないと、そんな事はわかっていても…
ずっと願っていたんだ、終わる事のない二人の日々。
叶わないとわかっていても
もし選択肢が有るのなら。

君と生きる永遠を選びたかった。

君といる永遠がほしかったんだ。