消えていった君のこと 君は覚えてもいないだろう
大きな宇宙の中で 君は 気づいてもいないだろう

幼い頃見た現実 誰も知らなかった怒り
笑った鏡の向こう側 握りしめた手の温もりも

ただ浮かぶような重力を 指先で掻き分け泳ぐ
数え切れないほどの輝きの先は今も光ってるの?

消えていった君のこと 君は覚えてもいないだろう
広がる宇宙の中で 君は 気づいてもいないだろう

昨日 君と出会った君のこと 君は覚えてもいないだろう
もうすぐ消えゆく中で 君に気づいてほしいだけ

幼い日 跨った自転車 どこまでも行ける気がした
笑った夕焼け 滲む月 握れなかった手の温もりを

あの君は知っていたんだろう 君も気づかなかったこと
叶った願いを数えても 類似した太陽が昇るだけ

消えていった君のこと 君は 覚えてもいないだろう
大きな宇宙の中で空白を埋める日がくるよ

ただ光り消える輝きを 指先に灯して泳ぐ
数え切れないほどの自分自身 消えても消えない
なんて言えば伝えられるだろう
ただ浮かぶような哀しみも 握り叶った喜びも
数え切れないほどの自分自身 今も光り続ける君自身
いまにも半減してく自分自身 一つになりゆく自分自身
自分自身
君自身

今まで出会った君のこと 君は覚えてもいないだろう
今にも消えゆく中で 気づいてくれなくていい
君の中で 君になるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アイソトープ

溢れて
消えゆく
アイソトープ


せっかくなので、リン・レン用の曲にしてみました。
合唱曲(歌ってみたmixではない)のように、コーラス満載の掛け合い曲にすると気持ちいいはず。です。

閲覧数:124

投稿日:2010/10/18 21:53:23

文字数:581文字

カテゴリ:歌詞

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