A、
波打つ視界に
際立つ君の姿
暑さにやられて
どうにかなってしまいそう
火照った体は
とどまることを知らず
獲物を定めた
獣のように暴れ出す
B、
君のその
冷たい手に
触れられたら
おさまるかもしれない
抑えても
溢れるなら
君を今すぐ抱きしめたい
S、
灼かれた肌を舐めあって夜に落ちる
帳(とばり)で誰にも気付かれない
焦がれた声がこだまして夜に響く
朝はまだやってこない
S、
灼かれた肌を舐めあって夜に落ちる
帳(とばり)で誰にも気付かれない
焦がれた声がこだまして夜に響く
朝はもうすぐそこまで──
朝焼け淡く部屋の中照らし出した
帳が静かに消えていく
小さく光る朝露が零れ落ちる
今日もまた暑くなる
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