君を想ふ事が唯一の楽しみになり
ある意味の孤独になりにけり
それを知ってか知らずか君は
余計に僕に入り込む
そこには二人しかいないのに
人の目が気になるのです
現には君があらず
人の波が待っている
すかさず君を探して
焦って僕は急ぎ足に
心の中に僕はただ
君を想ふ月が輝く夜に
そこに何があれど暗闇に映しておけば
心まで見ることなかりけり
時に横には知らない人が
余計な詩を口ずさむ
僕には君のみが全てです
それは嘘にはならざりて
外見れば夜が映り
星がそれを散らしたり
こそこそ街を歩きて
飛ばして走る階段には
光も見えぬそこでまだ
君を想ふ夜が更けゆく空に
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