空が 泣いていた


静寂の中蹲る
世界はまだ
静止したまま

誰もが涙していた
世界と、空が
泣いてるから

繋いだ手の
温かさしか
伝わらない
憂鬱のなか


空が泣いている、泣いている
世界はそれを受け止めて
僕等はその涙を拭う事も出来ないで
泣かないで、泣かないで
笑っていてよ
君が泣いてると、皆寂しくなるの


冷たいねと
手の平で受けた
小さな粒が
消えて行った

傘もささずに
両手を広げて
空を見上げる
何が悲しかったの?と


春が去りゆく事
夏が来てくれる事
夏が去りゆく事
秋が来てくれる事
それが悲しくてね
それが嬉しくてね
泣いてしまうのだと
空が呟いていた


空が泣いている、泣いている
世界はそれを受け止めて
僕等はその涙を拭う事も出来ないで
たまにはね、泣かないとね
泣いていいよ
君の笑顔を、皆待ってるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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rainy

雨を自分なりに解釈してみた

閲覧数:102

投稿日:2010/10/03 08:08:29

文字数:372文字

カテゴリ:歌詞

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