S
涙の数が増える度に
鏡の中のあなたに出逢った
遠い昔のお伽噺で
掛けられてた魔法の様でした

A
いつも泣き虫な弱い私映して
呆れてしまったのかな?
笑い方だけを少しずつ 少しずつ
忘れて 気付かずにいたのだから

B
同じ姿をしていても私とは違う
不思議な女の子 微笑みかけるの

S
知らず知らずに無くした
心の中に在るはずの ひとかけら
前に立つ度に セピアに見える
世界が少しだけ色付いた

A
浮かぶカーテン越しの景色はいつも
眩しくて通れない
羨望だけが取り残されて
静かに時は過ぎていくと思ってた

B
初めて知ったもう一人の私の存在
黙ってそこに映り 微笑み掛けるの

S
涙の数が増える度に
鏡の中のあなたに出逢った
忘れた表情 幾日も重ね
何かが変わる気がした

S
夢のほとりにサヨナラして
眩しい場所へ行きたい

S
今も不器用だけれど
笑顔作れるようになれたよ
鏡の中のあなたに
「ありがとう」と「さようなら」を言った


~かな読み~

S
なみだのかずが ふえるたびに
かがみのなかの あなたにであった
とおいむかしの おとぎばなしで
かけられてた まほうの ようでした

A
いつもなきむしな よわいわたしうつして
あきれてしまったのかな
わらいかただけお すこしずつ すこしずつ
わすれて きずかずにいた のだから

B
おなじすがたお していてもわたしとはちがう
ふしぎなおんなのこ ほほえみかけるの

S
しらずしらずに なくした
こころのなかにあるはずの ひとかけら
まえにたつたびに せびあにみえる
せかいがすこしだけ いろづいた

A
うかぶ かーてんごしの けしきわいつも
まぶしくてとおれない
せんぼうだけが とりのこされて
しずかにときわ すぎていくとおもってた

B
はじめてしった もうひとりのわたしのそんざい
だまってそこにうつり ほほえみかけるの

S
なみだのかずが ふえるたびに
かがみのなかの あなたにであった
わすれたひょうじょう いくにちもかさね
なにかが かわるきがした

S
ゆめのほとりに さよならして
まぶしいばしょえ いきたい

S
いまもぶきよう だけれど
えがお つくれるようになれたよ
かがみのなかの あなたに
ありがとうとさようなら おいった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

kind mirage

いつの間にか引きこもりの女の子のお話になってたw

笑えなくなってしまった主人公が、鏡の中に微笑む自分の姿を見つけて、
その微笑みの真似をしていくうちに、笑顔を取り戻していく。
という、不思議な魔法のような奇跡のお話。

閲覧数:157

投稿日:2012/01/08 18:31:27

文字数:966文字

カテゴリ:歌詞

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