暖かい 浮力に
抱きとめられながら
ゆっくりと 底へと
沈んで融けてゆく
吐いた 呼吸が
光と 混ざって昇ってく
空を 求め遠くへ
どこまでも浮かんでく

優しい 言葉達を
受け容れ られなかった
色の無い あの日々も
確かに 生きていたこと

水面が 霞んで
閑かな 藍へと
心地よい 重さで
揺らいで 落ちてゆく
吐いた 呼吸は
零れて
見えない 底へと
仄暗い碧の中
沈んで 消えていった

生きたいと 叫ぶ
心を 頑なに
否定 しなくては
息が できなかった


゛生きたい"を 否定する
あなたを 引き止めるような
純粋で 残酷な
心は 持たないけれど
冷たい中
漂うあなたの指先を
あたためるように包む
声を送りたい

底まで ゆこう
私も 共に
暗い中 一緒ならば
息も 光も
視える筈
絶えるまで 繋ごう
暖め 続けよう
例え あなたが
全て 諦めても
その時まで
いつか あなたが笑って
もう大丈夫と 言って
生きることを 考えずとも 楽に息が吸える日まで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Ci

バラードオリ曲歌詞

閲覧数:336

投稿日:2021/02/05 23:00:38

文字数:437文字

カテゴリ:歌詞

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