愛してるもん奪われた苦しみとか 信じてるもん汚された傷みとか
1
時々 泣きたくなるのホントさ
君の瞳を覗けば見える
薄紅色の花びら揺らし
震えながら咲いている花
君が見失った愛も絆も
纏ったヴェールを取れば見える
人に言えなくても 誰に見えなくても
自分だけの花を咲かせたなら
その心の 奥を開いて
いつの日か誰もが 心を閉ざして
信じてた何かを見えなくするけれど
届かなかった夢も 駆け出せなかった夢も
生きてる事の意味に想える
明日(あす)を紡ぐから
2
時々切なくなるの本気さ
君の流した涙で光る
薄紅色の花びら濡らし
凍えそうに咲いている花
君を罪で汚す世の中だけど
君が心を開けば光る
遠い春を待って 埋もれそうな花を
君が自分で咲かせたなら
胸の奥の声を 聴かせて
もう一度誰もが子供に帰って
やり直せる日々を夢に見るけれど
君が迷った日々も 罪を背負った日々も
生まれた事の意味を想える 明日へ続くから
3
いつの日か誰もが 心を閉ざして
信じてた何かを見えなくするけれど
届かなかった夢も 駆け出せなかった夢も
生きてる事の意味に想える 明日を繋ぐから
生まれた事の意味を想える 明日を繋ぐから
久々にマヂメに話したくなった
梨名、小さい頃は殺人事件とかのNEWS聴くと、少なくともひと月以上は【事故でも病気でもなく、自分と同じ様に生を受けた人間の意思】で、この世を去って行った【被害者の気持ち】寝る前になると【まるで自分が経験した事】の様に再現される(想像だけどね)から、自然と【犯罪】について考える様になったのね
その内、梨名は思ったんだ
「殺した方は、もっと苦しかったんじゃないか?」って
梨名は、もちろん、加害者を「正しい」とは思わない
「仕方ない」のとも全然違うけど…
梨名はただただ分かっててあげたくなったんだ
危害を加える側の人間の、ソコに至るまでの状況とか苦しかった想いとか全部
「何も特別な人達だけが悪い事する訳じゃないんじゃないか?」って
大きな声で訴える勇気は、今の梨名にはないけれど…
何らかの事件に巻き込まれて、虚しくこの世を去って行った誰かは、生前、自分を愛してくれた人達が、自分の死をきっかけに、一生他の誰かや自分の人生を呪って過ごす事なんて、絶対に望んだりはしていないって
梨名は信じてるから
だから一生かかっても拭い切れない、罪を背負ってしまったお友達の為に作ったうた
次に編曲する曲として、この曲を選んでから今日までずっと、ずっと梨名の中でくすぶってた想いを今日は書いたょo(`^´*)
梨名、どうしても「曲の仕事がしたい」って、本気でそう想う
梨名にはどうしても、守ってあげたくて仕方ない人達がタクサンいるから
ソレが戦争でも犯罪でも災害でも…
理不尽な理由でこの世を去って行った人達の涙を、遺族の方々の涙を、絶対に【虚しい涙】にだけは、したくないから
だから頑張ってんの
時々吐き出しとかないと、梨名自身が時々見えなくなるから
捨てられはしない【色々な本当の想い】が【色々な本気の願い】が
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