たとえば ある朝起きて 大事な 人に出逢うの
その時 告げた言葉は 「おはよう」という 毎日のジュモン

たとえば 雨降り時は 憂鬱 頬杖ついて
口ずさむ 何気ないメロディ 「タイクツ」という 言い訳でいいよ

なんども なんども 飽きずに繰り返す
単純でシンプルな言葉 それだけを聞かせて ねえ?

あかい あかい 巻き毛がくるり 宙にゆらぎ踊るよ
まるで まるで 空とワタシを繋ぐ 運命の糸みたい

あおい あおい ちいさな声が そっと背中押してくれる
それは きっと 毎日伝えてくれた

たった一つのジュモン

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たとえば 琥珀色に染まった あの雲が好き
あなたと 見ていた景色 また二人だけ ぎゅってしたい

……なんてね 恥ずかしいけど 笑って 許してくれる?
はにかみ 胸にころがす 夢見ごこちな 優しいジュモン

なんでもないよと 真っ赤になりそうな
同じコト想い続けたら ワタシの手 触れてくれた

そうか こんな気持ちをきっと 恋と呼ぶんだろうな
なんとなくで 見つめ合った星たち 運命を信じてる

そっと指で描いた 星座の色が きらめいてみせてと
ふたりきりの毎日 指切ってみた

たったそれだけでいい

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両手広げて 鳥になれると 笑っていた想い出たちは
色褪せたアルバムの中で まだ微笑んでいるよ
「いつでも また会えるから」

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あかい あかい 巻き毛をそっと 撫でる風が嬉しい
まるで まるで "今まで"のワタシごと 運命を連れてくよ

あおい あおい ちいさな声が ドア越しに優しさ伝えて
今日も 言うの 毎日をはじめよう

たった一つのキモチを贈る
たった一つのジュモン

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

シンプル マジック

だいじなひとに つたえたいのは
たったひとつの シンプルなうた


拙作ノベルをイメージして作った歌詞だったりします。

閲覧数:75

投稿日:2011/09/03 23:12:12

文字数:715文字

カテゴリ:歌詞

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