風が唸り逆巻く 遥か彼方で
蹲る 泣き声が 痛く響いた
何処の誰か分からぬ だけどそれでも
星へと行方尋ねて 傍へと行こう
進むべき道筋は 酷く険しく
灼熱や虚しさが この身貫く
途切れ途切れ聞こえる 遠く幽かに
繰り返す 歌声は 祈りのようで
朝か夜か分からぬ 程の悲しみ
包み癒すように 響いてく
人の想い時として とても尊く
傷ついて 歪んでも 光り輝く
あえか弱い心は だけどそれでも
何よりも優しい 証なのだろう
求めるならば 馳せ参じよう 今
祈りという名の希望として
人の想いが 希望の火灯したら
また歩き出せる日が 来るのでしょう
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かぜがうなりさかまく はるかかなたで
うずくまる なきごえが いたくひびいた
どこのだれかわからぬ だけどそれでも
ほしへとゆくえたずねて そばへといこう
すすむべきみちすじは ひどくけわしく
しゃくねつやむなしさが このみつらぬく
とぎれとぎれきこえる とおくかすかに
くりかえす うたごえは いのりのようで
あさかよるかわからぬ ほどのかなしみ
つつみいやすように ひびいてく
ひとのおもいときとして とてもとうとく
きずついて ゆがんでも ひかりかがやく
あえかよわいこころは だけどそれでも
なによりもやさしい あかしなのだろう
もとめるならば はせさんじよう いま
いのりというなのきぼうとして
ひとのおもいが きぼうのひともしたら
またあるきだせるひが くるのでしょう
祈りという名の希望
瀬良様の素敵な曲が歌詞を募集されていたので、応募用です。
タイトルの「進まなければいけないもの」をテーマに。
「進まなければいけないもの」=
「止まることは出来ないもの、止めてしまってはいけないもの」として考え、それならば、
人そのものの人生であり、
悲しんでいる人や一人では立ち直れない人がいると知ったときに、
その人の傍へいきたいと思う、人の優しさ、ではないかな、と。
東日本大震災が起きたときに、国内はもちろん、世界中の国々から様々な思いやりが集まりました。
その中で、ある国の子供たちが、歌という贈り物をしてくれた動画がありました。
今はもう詳しくは覚えていないけれど、とても素敵な内容の歌で、思わず泣いてしまったことがあります。
そんなことを思い出しながら書かせていただきました。
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