十数えていた 隠れ子
思い出せば壊れそうで
歪んだ内情に僕が居てもいいの?

いいよ。君と僕との距離はまるで勿忘草
思い出してご覧よほら
いつまでも一緒に居たいと願う姿

姿形も醜いから月華の夢を見させてくれ
花が散るようにいつかは僕も散ってしまうだろう
能わぬ鬼々 踊り出せば
今は今を忘れてしまえるから
「存在」という名の理由を底に沈めたなら
もういいかい?

夕閉ざいたなら喰らう 世に恐れられた山の鬼子
違って見えていた僕の目にはどうか

桜花。違って見えたのは君の悲しそうな目だ
手を繋いでご覧よほら
いつまでも一緒に居てあげるからさ

転んで座って泣いた事
桜の木の下で笑った事
君の手に縋って吐いた言葉
何も思い出せないや

姿形も醜いから月華の夢を見させてくれ
花が散るようにいつかは僕も散ってしまうだろう
能わぬ鬼々 踊り出せば
今は今を忘れてしまえるから
「存在」という名の理由を底に沈めたなら

遥か 並木の先に見えた 月下に沈む鬼の姿
「花が散るようにいつかは僕も散ってしまうだろう。」
能わぬ鬼々 踊り出せば
今は今を忘れたくないから
十分に存在の理由をそこに見つけたなら
もういいかい。

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鬼々怪怪.歌詞

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投稿日:2019/10/29 23:51:49

文字数:507文字

カテゴリ:歌詞

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