君の声が遠くて
なんて言ってるのかわからず
首を傾げた僕に
君はとても残念そう
何故か君はこの距離を
縮めようとはしないで
さっきよりも大きな声で
叫んだ
「君なんて大嫌いよ」と
涙ながらにそう言っても
説得力なんてまるでない
どうやら僕は笑ったらしく
君はとても不機嫌そう
そんな君に僕が出来るのは
「僕は好きだよ」と叫ぶ事
僕が一歩踏み出せば
君は一歩下がってしまうけど
それでもなんとなくだけれど
距離が短くなった
何故か君は僕を見ない
知ってる君は素直じゃない
小さな頃から一緒だから
わかるんだ
君の大嫌いの本当は
大好きの裏返しで
きっとそれさえも君は
気付いてないかもしれないね
それを言ったらきっと君は
僕の前から消えてしまうから
僕はずっと待っているよ
ちょっと昔の話
僕は君の姿がないだけで
泣いてしまうほどに泣き虫だった
そんな僕の手を
強く強く握ってくれたのは
紛れもなく君で君で
「君なんて大嫌いよ」と
強がりな君は言うけど
僕にとったらそれはさ
告白以外のものでなく
とても嬉しくて仕方ない
だから君に僕が出来るのは
「僕も好きだよ」と叫ぶ事
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