太陽が沈む頃
侵食する
闇が 心を
僕が壊れる時間
脆い妄想でも
夢は見られる
寂しさ知った日の
寒さ 忘れない
紡ぐように 繋いできた
命 すぐそこに
夢幻の果てに
絶えるように
扉は開かれた
腐蝕する
怠惰と緩慢
支配する
快楽と絶望
希望 喪った日の
虚しさ忘れない
暗闇が世界を覆う頃
僕は一人で
堕ちながら 覚醒める
幼い日の
残酷な問いかけ
今も答 聞いてない
誰も答
知らないと決めつけた日から
凍りついた時間
動き出す
暗闇の胎動
『ねぇ、そこは幸せなの?』
『そこは争いがないの?』
『どうして人は傷つけあうの?』
『ねぇ…ねぇ…どうしてなの?』
時は巡り
問いかけは
問われる側になる
人が存在る(ある)意味
人が存在る(生きる)意味
人が存在る(いる)意味
残酷な問いかけ
答 知るものはなく
答 導き出すものはない
正解は不正解になり
確実は不安に変わり
巡り巡り
廻る廻る
幼くて残酷な問いかけ
抱えながら侵食する
深くて甘い
誘惑の闇が
『ねぇ、誰も答えられないの?』
『どうして誰も知らないの?』
『誰が答を知ってるの?』
『分からないから、ねぇ…ねぇ…誰か…』
やがて夜が過ぎ
否応なしに朝陽が照り
世界は変わらず呼吸を続け
在る者達に問い質す
在る意味を
生きる意味を
誰も答は知らない
知らないが故に
探し求める
探し求めた先
無数の可能性
拡がる夢
繋がる未来
明けない夜はないから
探してみよう
僕なりの答
何時か聞かれたとき
残酷な問いかけ 聞かれたとき
僕なりの導き出す答
愛すべき者に
伝えられるように
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