いつの間にか悲しみを
わけあうのも忘れてしまった
傍にいたあなたの面影を
少しずつ思い出せなくなる
裸足で歩いたから
あなたの温もりも
刻み付いた傷も
自分からの優しさも
深い森を彷徨った
永遠に染まった あなたという涙
消えてゆく心 助けも求められず
ただ私は守られるだけの生贄(そんざい)
空に浮いた 天(そら)の城も
優しい雨を傷付けて 生きたい
許された思いが 交差して舞っても
昔から探してた あなたの両腕を
ただ私は記憶するだけの存在(まぼろし)
月に隠れた 地(かみ)の櫓も
漏がれた蝶(はね)を繋いで 生きたい
今 あなたを待たず
先に温もりを消し去り
月と太陽を蝕む
天空の城が崩れる
季節外れの悲しみが
罪を重ね 罰を与え
もうすぐ訪れる天(そら)の隙間
あなたと私を導いて行く
永遠に染まった あなたという翼
散り咲く身体 跡形もなく高らかに
ただ私は守られるだけの生贄(そんざい)
空に浮いた 天(そら)の城も
優しいあなたを覚えて 生たい
許された約束が 記憶を解放しても
今も探してる あなたという君を
ただ私は抱きしめるだけの存在(まぼろし)
月に隠れた 地(かみ)の櫓も
優しい雨を繋いで 生たい
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