綱を引け 丸太を運べ
神様の所まで
祈りとラッパ 奏でる思い
麗しき貴方へと届くかな
上下に社が二つずつ 湖を囲む
神様がいる素敵な土地に
轟く叫び声
獲物視る寅の如く
力強く振り上げた斧が
御柱を選ぶ
綱を引け 丸太を運べ
山道をいざ進め
祈りとラッパ 奏でる思い
麗しき貴方へと届くかな
地を蹴ってただ進んでく
命の重みを乗せて
さあ太陽に 聴かせましょ この
十六柱木遣り唄
七年に一度のお祭りさ
神聖な儀式
この国で名を挙げた奇祭に胸を躍らせる
身の軽い申のように
愉快な顔してしがみついた
御柱が落ちる
綱を引け 丸太を運べ
川さえも越えてゆけ
祈りとラッパ 奏でる思い
麗しき貴方へと届くかな
指さされ 笑われてても
文句はその辺にして
さあお月様に 届けましょ この
十六柱木遣り唄
あぁ疲れたな まだ重たいな
それでもやめはしない
目的の場所はもう目の前だ
歌声張り上げ 空を穿つ
綱を引け 丸太を立てろ
宿る柱の完成
祈りとラッパ 奏でる思い
麗しき貴方へと届くかな
燃えている情熱の炎
捨てられない伝統
お諏訪様に 捧げます この
十六柱木遣り唄
十六柱木遣り唄
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