「彼には躊躇がない」
何処かで誰かがそう言っていた
眼鏡の優男は射った
銀の鉛玉をその誰かへ銃を使って
そして笑った
彼の全てを知っているか
眼鏡で黒髪で飄々と
光る牙をむく
Mr.僕、「生きてる」なんて何故解る?
Mr.僕、本当に生きてる?
秩序と不安が入り交じったこの世界で
僕は無になった
「彼にはゾッとする」
その男を知ってる誰かが言った
「こんなとこで死んじゃだめだ」
逝った誰かがそう言った
僕は・・・?
生きている?
死を目の当たりにした今
生きてることを思い出した
息を吸って吐いて吸って
肺が空気で満たされる
ああ、僕は生きていた
Mr.僕、生きていた
Mr.僕、生きている
Mr.僕、無なんてないんだよ
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想