崩れては立ち直る 強くはならない
沈みゆく掌も ただの肉塊だ
有象無象流転
命重荷はとこしえに
幾千幾億の夜よ
咲けない君 僕は何故背負う
幾億の夜を越えた月よ
地球抱き締め 何故踊るのか
世界が終わる
そして始まる
世界が終わる
目を見開く
水流の導きは時を進めても
掌を沈めれば 変わらない汚濁
飛沫舞う箱庭
せめてヒーローになれたら
世界を救けた英雄は
群衆に抱き締められて生きる
世界を諦めない僕が
死なない理由を証明して
幾千幾億の夜が
茨となりこの星を覆う
どれだけ救けても変わらない
疾っくの疾う 僕は知っていたんだ
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