1A)あの日キミに伝えたかった
声も言葉も全部
夏の夕立にさらわれて
遠く陽炎に消えた

1B)雨粒がクチナシの葉から
零れおちて
嘘のようなこの世界
優しく包む

1S)青空を飛び越えて
風に乗り伝えに行こうか
手を伸ばすとまだキミの
横顔が見られるような気がして



2A)唇から吐き出される
全ての言葉は
泡のように儚くて
すぐに溶けて消える

2B)沢山の並んだ石掻き分けて
たどり着いた
南風サルビアの花を
散らし去っていく

2S)青空に線を描く
飛行機雲指でなぞって
そう遠くないハズの
キミの場所まで届くかなこの歌


C)風に煽られて波打つ草むらの中
隠れてるキミを探してたあの日はもう…


3S)青空に叫ぶ声
キミの名を叫んでもみても
振り返ると笑ってた
キミはもうどこにもいない

夕立にさらわれたままの時間

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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summer rain

激しい夕立の音と雨水に、キミへの想いを遮られた。それは、キミにはもう二度と届かない想いです。

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投稿日:2018/05/23 01:42:12

文字数:367文字

カテゴリ:歌詞

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