この手に握られたオレンジ色の思い出
色褪せないように懐にしまう
出会って別れたり立ち止まって振り返った
やかましく渦巻く
ゆっくり目をつむる
じんわり響く 思い出の音響く
覚めない限り流れ巡る懐かしい日々
夢の続きを見させて
あと五分だけ
僕の身体に刻まれた蕩けるほど甘い傷
そっと傷口を撫でる
少し血が滲む
笑った 喧嘩した 背を向けて振り返った
華やかに輝き眩む
期待して目を開ける
目に飛び込む虹色赫い花
醒めない限り咲き薫る七色の日々
ゆめの続きを見させて
あと五分だけ...
薄れてゆく 思い出は消えてゆく
見えない痛い聞こえない 暗闇の海
夢の続きを見させて 一生の願いだ
覚めない「ゆめ」を
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