雨が降る街で僕は歌う
囁くようなロックンロールを
禿げたボディに染みる
ここは動く森の中

亡霊は言った
独りで歌う愚かな少年よ
お前の歌なんて必要ないと
分かっているさ
これはただの独りよがりだから

暑苦しい駅で僕は奏でる
叫ぶようなバラードを
残響が人ごみに消える
ここは煩い海の中

生者は語らない
それでも誰かの為になるのだと
僕は自分自身に言い聞かせた
分かっているさ
僕がいなくても世界は廻る

歌い続けて、歌い続けて
何もかも吐き出した夜は
いつもよりも星が見えた気がした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

駅前ロック

珍しくロックなイメージで作りました。曲をつけてくれるという方募集しています。

閲覧数:120

投稿日:2015/08/09 09:53:17

文字数:244文字

カテゴリ:歌詞

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