夜が溶けた 漂う 海底
深海の嘘も聞こえません
左腕の傷は 真実を憎んだままほろば
空っぽの心臓には血液さえ
流れてないような気がして
灰色の声 透明なひとみ
透かして見えた軽すぎる現実
鈍色の記憶 赤色の空
溶かして消えた空中都市

差別なんてない世界 いらない
身体の温度と 昂る恍惚とした妄想
無差別が正義と言うなら 差別は悪かい?
協調性が劣等生なら 凶暴性は劣等生かい?
矛盾 疑え 思慮深く 嘘をついてけ騙しな
ホントの事教えてよ 一体どうなんだい?

子宮 宇宙 混ぜる 爆ぜる
液体 私の 中枢へ 深く
心の隙間を体液が滴る
終わらない夜を 私は求めた
自ら差し伸べた 血だらけの手首は
アームカバー越しに キィキィと唸ってる
君は笑ってる
固執した曖昧な関係もよしとしよう
堕ちる スピード 無重力

終わらない夜を 私は求めた
届くはずのない月を一晩眺めて
許容を超える 愛情希求は
時に依存よりも深い所へ 堕ちてく

僕は多分 間違っているのさ
随分も遠くの昔から
手拍子で向かっていくのさ
私の世界をひとつまみ 潰された醜い両の目
乱雑に残され ふわりと
私の世界が 壊れた

終わらない夜を 私は求めた
届くはずのない月を一晩眺めて
許容を超える 愛情希求は
時に依存よりも深い所へ 堕ちてく
堕ちてく

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夜が溶けた。(歌詞)

夜が溶けた。という歌の歌詞です。

閲覧数:149

投稿日:2019/10/10 20:37:24

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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