A
(00:17～)
嘘が積もり崩れて
繰り返し同じパズル
(00:22～)
バレバレのハニカミ笑顔はさよなら

(00:27～)
○(まる)と×(ばつ)の間に
感情の固いノズル
境界線を見つめる 「僕」

B
(00:37～)
灰色に染まった価値観
傷を嘗め吐き出す
(00:43～)
砂時計踏み付けて無駄な逃避行
(00:48～)
「I」の自覚が真似事に成る前に
(00:53～)
1つ踏み出せ　嘲笑(わら)いたきゃ勝手に嘲笑(わら)えばいい

S
(00:59～)
見え透いた朝を
壊せ　燃やせ　叩き割って
パノラマ思考を引き連れて
月まで　叫ぼうか

(01:09～)
立ち塞がる夜
越えて　走れ　狂ったメトロノームが刻んだ空

A
(01:27～)
嘘が融け流れて
テンプレ儘のクイズ
垂れ流された虚(うつろ)はエンドレス

(01:36～)
縛られた唇
冷えた荊のフェンス
囚われた彼方に「僕」が居た

B
(01:45～)
掠れた瞳に
突き刺さる向かい風
(01:50～)
透明な音譜は零れて朽ちた
(01:55～)
「哀」の夜明けは硝子の歌声だけ
足掻く前に笑うのはもう止めだ

S
(02:05～)
現在(いま)も
沈み往く未来
藻掻け　掴め　切り開いて
モノラル思想でも聴こえる星の叫び声

(02:16～)
透明な過去に
鳴いて　揺れて　睫毛伏せても映るのは濁った空

B
(02:45～)
ルールなんか無い
自作の絵本ばら撒いて
(02:50～)
綺麗に詰められたタイル砕いて
(02:56～)
「僕」と背中越し寄り添って繋いで
(03:01～)
傷だらけの喉を塗り替え
さあ行こうか

S
(03:06～)
錆び付いた明日(あす)を
辿り　巡り　燈(とも)したくて
シニカル理論は切り捨てて
何処まで　叫ぼうか

(03:17～)
迷い込んだ夢
浮かぶ　印(しるし)　何時か訪れる夕陽の空なら
嗚呼(あー)

(03:25～)
見え透いた朝を
壊せ　燃やせ　叩き割って
パノラマ思考を引き連れて　月まで
叫ぼうか

(03:35～)
立ち塞がる夜
越えて　走れ　狂ったメトロノームが刻んだ空