恐竜の博物館照明が落ちて
空のお腹
あー眠い(1、2、3、4)
怒られて唸ってる
構わないでよお願い
館内放送は寂しい
いつもしわがれた声で
告げる迷子のお知らせ
博士も熱いコーヒーを置いて
慌ててそれにかかりきりさ
骨格標本
ひらひら泳ぐ僕たちの祖先
花も付けられない草が
ただの影でもっとつまんない
真っ青な雪に包まれた地球は
おめかしにしてはセンスが無い
ここは想像のホログラム
浮かんで揺れて今を汚してく
宇宙では一瞬のことが
ここでは間断なく
命に注がれていく
ガラス越しに見下す
灼熱の飴玉
あーお母さんが呼んでる
早く帰らなきゃ
ありがとう
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