足りないものとか　古い約束とか
消したい過去とか　わだかまりだとか
僕らは勝手に　あれこれ背負って
肩に食い込んでは　痛いと泣いてる

本当は要らないのに
どうして捨てられない
簡単に割り切れない
ことばかりだ

他人のことだったら答えが分かるのに
自分のことだと　途端に馬鹿になる
誰かと同じでいいとか　誰とも違うとか
自分のことさえ分からなくてさ

明日のこととか　明後日のこととか
昨日のこととか　あの日のこととか
どうしようもないこと　あれこれ悩んで
どうしようもなくて　立ち竦んでる

霞んだ視界の先
灯火は揺れてる
勇気が足りないのさ
いつもそうだよ

他人を見下したり　逃げて誤魔化したり
自分の心を　必死に庇ってる
誰よりも前にとか　独りでは怖いとか
自分のことさえままならないよ　ねえ

この道が何処に続いているのか
分からないままで　それでも僕らは
歩いていくんだ　それしかないだろ
足を引き摺ってさ　迷いながら

期待を抱いたり　失望に落ちたり
自分を嫌ったり　嫌いになれなかったり
全部駄目だったり　たまに上手くいったり
信じてみたり　少しだけ救われたり
今日と同じでいいのか　違う何かが見たいのか
自分で決めなきゃ　自分で歩かなきゃ