風切羽_offvocal
乾涸び錆びた 焦げた色の缶
チカチカする視界の中に
1つの白い花が落ち朽ちる
風も吹かないのに
ひとりぼっちで へたったこの僕は
カンカン照りに当てられてる
転がって錆びた 焦げた色の缶
グルグルする視界の中に
思い出せないな 僕の生きていた瞬間を
この今の時間を 言葉にすることしかできないや
落っこちてきたものか
ハナから飛べなかったものか
焼けたコンクリートの地面
背負い陽炎は揺れ
さんざざわめく炎天下
泡立ちの死んだコカコーラ
腹の立つ青の色
空に吐き出す ほら
含み笑いの 世辞の様な風
トロトロと 体撫でていく
見えているのは ビビッドな世界で
それは生きてけるはずもなく
見ているのはビッドな世界で
それは生きていけるはずもなく
思い出せないな呼ばれた名前も存在も
ここに溶け出した僕は
死んだら 消えるものなのか
誰かの中にも残らないで
焼けたコンクリートの地面
固く それはただ広く
空を望んで みた時の
僕ならきっと翔べそうだ
見えぬものに抗った
聞くに耐えぬ夏の話
落っこちてきたものか
ハナから飛べなかったものか
焼けたコンクリートの地面
背負い陽炎は揺れ
空を望んで みた時の
僕ならきっと翔べそうだ
見えぬものを欲しがった
夏に終わるこの話
泡立ちの死んだコカコーラ
空に吐き出すほら
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