瓦礫の下埋もれたまま闇に咲く一輪は
夢の跡を飾るように静かに笑っただけ
舞い踊る 舞い上がる
ひとひらの花びら
風の中 飽くこともなく踊り続けてる
幻の喧噪がこの耳に届き響いた
笑い声と叫び声と混交し消え失せた
静寂に包まれた中咲き誇る一輪は
かつて栄えた都をただ見守るように揺れた
舞い踊る 舞い落ちる
目の前を舞う蝶
ひらひらと はらはらと
灯火は燃え尽きて
光もない音もしないそこにある亡骸は
お姫様か 国の民か 過ちの結末か
崩れた城塞<じょうさい>の外に残る少女の影が
物語るは目を閉じれば広がってく閃光
深淵<しんえん>へ沈んでく
凄惨な傷跡
儚くも美しく
切り取られた風景
踊りましょう歌いましょう
荒野の果て一緒に
寂しそうな貴方を さあ
掬ってさしあげるわ
傷跡に咲く花
応募作品。
> http://piapro.jp/a/content/?id=ypl8b3niiemyzi4r
やはり美しい旋律には歌詞が入っていなくても癒されます(笑
何故かこんな美しい曲からとんでもない想像を繰り広げてしまった私。
やはりこれが私のカラーなのだろうか……と思い…つつ…。
改変はご自由にどうぞです…!
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