カラスは間抜けな声で鳴く


拙い嘘と寝ぼけた理想だけ
背負（しょ）いこむ僕は　また道の途中
あと何回転んで　あと何回泣けば良い？
甘ったれな自分を隠し通すんだ

いつかほら　思い描いた未来が
嗚呼　強く背中叩いた

泣きながら目覚める朝を数えながら
生きている僕は今朝も笑えてた
ネガティブなニュースを
お茶で流し込んで
何てこと無いような顔で今日も過ごす


判で押した列に並びながら
自分の番なんて来ないと知っていたよ

でも何かにすがりつかなきゃ
嗚呼　立っているのもやっとで

情けないままの僕を引きずりながら
今日を生き抜いて　ボロボロになってた
張りぼてのプライド　繋ぎ留めた鎧
臆病な僕が明日に放つ声


右向け右で左を向いて
爪弾きされてどうすんの
痛み分けで苦笑いをして
それでも生きる意味探す

僕らの群像

嘘吐きが行き交う歪な街を背に
もがき足掻いては　今を生きながら
間違いばかりでも　何にも残せずとも
これが僕だって胸張って進むだけなんだ

どうせ　これが　僕だ


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つたないうそとねぼけたりそうだけ
しょいこむぼくは　またみちのとちゅう
あとなんかいころんで　あとなんかいなけばいい？
あまったれなじぶんをかくしとおすんだ

いつかほら　おもいえがいたみらいが
ああ　つよくせなかたたいた

なきながらめざめるあさをかぞえながら
いきているぼくはけさもわらえてた
ネガティブなニュースを
おちゃでながしこんで
なんてことないようなかおできょうもすごす


はんでおしたれつにならびながら
じぶんのばんなんてこないとしっていたよ

でもなにかにすがりつかなきゃ
ああ　たっているのもやっとで

なさけないままのぼくをひきずりながら
きょうをいきぬいて　ボロボロになってた
はりぼてのプライド　つなぎとめたよろい
おくびょうなぼくがあしたにはなつこえ


みぎむけみぎでひだりをむいて
つまはじきされてどうすんの
いたみわけでにがわらいをして
それでもいきるいみさがす

ぼくらのぐんぞう

うそつきがゆきかういびつなまちをせに
もがきあがいては　いまをいきながら
まちがいばかりでも　なんにものこせずとも
これがぼくだってむねはってすすむだけなんだ

どうせ　これが　ぼくだ