曖昧に吹き付ける風が
曖昧なこの身を攫う
いいの、これでいいのと
何度妥協をしてきたのだろう
真っ直ぐに立てない私が
まともな生き方が出来るはずもないのに
求めてはすり抜けてく、秋風のように
君は私をあざ笑う
愚かでいい浅はかでいい
私には土臭い地面が似合ってる
強かな暖かい光が
強かな君を照らし出す
待って、いかないでと伸ばした手は虚しく空を掻く
闇に沈んだ心は簡単には、浮かび上がっては来ないのに
近づいては離れていく雲のように
君は私をあざ笑う
愚かでいい浅はかでいい
私は自由のない地上に在り続けよう
掴めないモノを掴みたいと願うその心は愚直だけれど
実直だと君は微笑んだ
近づいては離れていく影は
君ではなく私だった
愚かでいい浅はかでいい
私にはありのままの私が似合っている
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