A、秋風が香る窓の外 懐かしい風景

  オレンジの花は枯れることなく
 
  古い教室で綺麗に咲く

  
  白い破れたカーテン 落書きが残る黒板
  
  散乱した机 壊れた窓

  それ全てに埃が舞う

  薄暗い教室で少女はただ一人

  
B、「こんな話知ってるかい?」

  一人が噂を立てれば

  「なんだい?なんだい?」

  興味を引いた人の群れ
 
  聞き耳立てた少年が呟いた

 “あの子・・・死んだんだ”(ここは歌わせなくてもいいかな?と思っています。)

 
サビ、今年でやっと三年目だ
  
  首吊り?飛び降り?違うんだ

  人に奪われた私の自由

  自分のせい? 自業自得?

  そんなもんはありゃしない

  誰か 誰か 真実を・・・!


A、いつもの日常 笑顔溢れる教室

 “おはよう”と声をかければ

 ちゃんと返してくれる

 どうやら私は少し人気があるようで


 ある放課後 日課である花の世話

 どんな時より楽しい時間

 “そいつ”は急に現れた

 「消えてくんない?」


B、踏みつぶされる花壇

  バラバラになった花

  追いかけてくるクラスメート

  “そいつ”はどこにもいなくて

  頭の中で警報が鳴る

  『逃げなきゃ』と 


サビ、三年前 楽しかった日常

   今でも蘇る 壊されたあの日を

   突然始まった悪夢

   ぼろ雑巾になりながら過ごしたんだ

   声にならない悲鳴を上げたんだ

   誰か 誰か助けてよ・・・!



(静かな)サビ、窓の外を眺めていたら

       彼はやってきた

       泣きながら・・・・

       まるで あの日の私のように

       咄嗟に体が動いたんだ

       「助けたい」


A、周りは倒れた人の山

 彼は目を見開いていて

 私はその山を“消した”

 そして 狂った物語を刻むのは

 彼なんだと 思った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【消滅の窓】デリート(書き直し)

いろいろご指導いただいたことを基本に
書き直してみました。
でもメッチャ長くなりました(-_-;)
これからも精進しますっ

閲覧数:469

投稿日:2013/10/14 16:41:59

文字数:845文字

カテゴリ:歌詞

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