
我らがつれなき衆生は何処に
飛び違う諸声は届かない
ああ嘆かし 幻妖の掟
やぶるとも信ぜん
百星の明は夜の錦を照らす
篝火の導くまま
正しく愚かに舞え
華やぐ門出に冴えわたる楽の調べはいかが
動かぬ懐にそっと忍ばせるインビテーション
さあさ続け頼もしき奏者達よ
幕を引くことは許さじ
稲光の喝采が君を包む
問うてはならぬ うつつか絵空事か
問うてはならぬ 果ての果てまで
去りゆくものに追いすがるのは人の性
走馬灯の先匂いたつ甘き硝煙
焼きついて離れない妙なる爪音は
必ずや再びその心を奪う
ただ踊るように現世をさすらって
美しいものを分かち合いたいだけ
業の炎で魂は癒せぬか
問うてはならぬ 果ての果てまで
幾度かたちを変えても
救いも救われもしない
空しい願いだとしても
僕達は永遠に唱えよう
駆動する執念の輪
薄墨に火花を散らして
迷える奏者達の旅は続く
流転の先へ
我らがつれなき衆生は何処に
飛び違う諸声は届かない
ああ嘆かし 幻妖の掟
やぶるとも信ぜん
百星の明は夜の錦を照らす
篝火の導くまま
正しく愚かに舞え
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