雨の女 -side Miku- / 初音ミク
雨に打たれても傘をささないアタシを
すれ違う人が見るの どうして?
帰り道急ぐ交差点の人ごみで
あなたはアタシに傘をくれた
「使い方がわからないの」
アタシの育った世界では 雨なんて降らないから
あなたは不思議そうな顔で 少し戸惑いをこぼしてた
そして優しい笑顔で微笑んだ
傘を打つ雫がワルツを刻む
あなたと出会った雨の午後
変わらない信号の赤 アタシの頬もほんのり赤
雨音が心地いいわ
まるで世界が変わったようで
どうしようもなく嬉しすぎて
アタシはこの傘で あなたを刺した☆
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