とある国の、とある町の、とある区画の、そよ風がそよいだだ
けでも、潰れそうな安アパートにて、ボーカロイドの修理工作技
術検定資格1級を持ったペントさん(厄年)は、怪しげなのきの
このはえた万年床の中で、ネットサーフィンをしている。

 「 ミクは出てないかな … ?」

しばらく、検索をしていた指が、今にも煙を吹きだしそうな
あんてぃーくなパソコンの、液晶画面がちらついている
ディスプレイに釘付けになった。

『 2XX7年型初音ミクをモニタリングしてみませんか…

とある町 とある区画 3.5丁目 栗支部 DTMM 研究所 』

「 あった! あったぞぉおおお!」

探していたミクを見つけ、ペントさんは歓喜のダンスを踊ったが、すぐに、腹を押さえて、床を転げまわる。苦しそうだ。
あのう…。作者ですけど、どうしたんですか?

「 誰だ?おめぇ? 」

この作品の作者の#$%(ただいま、個人情報保護のために、
ハク姐さんの歌が流れております。しばらくお待ちください。)
ですよ、ペントさん。

 「 なんだよ、俺には流れないのか? 」

流れません。

 「 ・・・ 」

なんで、床を・・・

「 運動不足なんだよ! 」

仕切りなおしましょうか?

  「 頼む。 」

では、&%$#()!
(はちゅねみくが、ねぎをふっています。危険ですので
○く○○菌が、爪の内側に入らないように注意してください)

「 あった! あったぞぉおおお!旧式のミクが!」

これで、念願のミクライフ。ゲットだ。

「うおおおおっ!待ってろよぉ,俺のミクぅ!」

いや、あんたのじゃないですから。
っていっちゃったよにしても、
この CPUで大丈夫なのかな?

《つづく》

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【Zym】ペントさんは、思考停止しました … [ phase_2 ]

第1話。うおおおおお!

喜び勇んで、初音ミク(レンタル版)を手に入れるべく

ペントさん(厄年)は走る…。


登場人物:

ペントさん:厄年の不幸な主人公。
      
天の声:よくある設定・・・

閲覧数:160

投稿日:2008/09/04 16:50:32

文字数:739文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました