buzzG様のGALLOWS BELLの自己解釈です。
イメージ壊さないで欲しいという方や、他人の自己解釈小説が苦手な方はご遠慮ください;
※あくまで自己解釈です。
テキスト初投稿なんで、生温かい目で見てやってください;;
空は青く澄んでいた。
そして目の前には一面に花が広がっている。
あぁ、とてもきれいだ。
「君とここへまた来れるなんてね」
僕が下にいる彼女に話しかけると、すぐに返事がかえってきた。
「そうね」
嬉しくて、嬉しくて。
少しでもこの時間が長く続けば・・・
そう願うばかりであった。
彼女はミクという、緑の美しい髪をもった娘だ。
出会いはいいものとはいえず、道端で肩をぶつけて怪我をさせてしまったことだった。
ミクは初めて会ったときから、明るい笑顔をしていた。
それに、道を歩けば誰もがふりかえってしまう、それほどの美人だった。
僕は、そんな彼女と仲良くなっていった。
毎日が夢のようだった。
楽しくて、ずっとこの時間が続いてくれればと思った。
でも、そうはいかなくなった。
ミクの結婚が決まったのだ。
いきなりだった。
そして、今まで知らなかった事実を少しづつ知らされる。
ミクは令嬢だった。
僕とは違う世界の人間だった。
手を伸ばしても届かないような人だったのだ。
それに気付かず、今まで何をうかれていたんだろう。
「ミクは、結婚を喜んでいるのかい?」
どうしても、それが聞きたかった。
ミクは黙って下を向き、首を振った。
「ミク、これで良かったのかな?」
「・・・うん」
まだ、少し怖かった。
血塗れの彼女がすぐ下にいることが。
こうするしかないと思ってしまった。
彼女も、それを受け入れた。
「僕はいつ、狂ってしまったんだろう。」
笑えなくて、気付けば涙を落としていた。
それにも構わず、ミクは僕の頬に手を当てて笑った。
「泣かないで。」
「でも、僕のわがままでこんなことに」
「違うの。私はきっとあなたにこうされたいって望んだの。
だから、悔やまないで。大丈夫よ。あなたは狂ってなんかないわ。
「本当に?」
「でも、少しunrealね」
彼女は笑ってた。
最後まで。
僕が彼女を終わらせてしまった。
あれから僕はというと、光のささない部屋でただぼぉっとしているだけだった。
僕は、罪人となった。
時折、彼女のことを思い出しては笑っていた。
毎日、街へ出かけたことや花を摘んだこと。
「unreal・・・」
非現実的だ。
いまでもすべて夢だったんじゃないかと思う。
少し、手から彼女の匂いがした気がした。
そしてついに、死刑が決まった。
後悔はしていなかった。
彼女も笑ってた。
確かに少しunrealだったが・・・・。
首を紐に通して、彼女のことを思い出した。
彼女は、あのときなんて言ってたっけ?
『すぐに会えるから』
「・・・・・あぁ、そういうことか。」
最後まで笑顔で、僕にいつだって無償の愛を捧げてくれたきみへ。
いつも、笑顔をありがとう。
君の笑顔で僕がどれだけ救われたか。
僕は君を笑顔にできてたかな?
本当はもっと別の方法で幸せにしたかったけど、後悔はしていない。
君もそう思っていると嬉しい。
「最後に言いたいことは?」
しばらくの間、ひとりにさせてすまない。
でも、大丈夫。
こんな僕でよければ
「今、会いに行く」
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