色褪せてゆく

風が 空が 海が
世界が
一つ失う毎に
綺麗に褪せてく

モノクロ ではなく
セピア色の 世界

切ない 色の 世界


綴じた空の 繋ぎ目から
光が降るように

じんわりと やわらかく

侵食する
染められていく


モノクロならまだ綺麗だった

何故 褪せてしまったの?


ぼくの世界は
褪せて
褪せて
褪せてゆく

その内 朽ちてしまう
さらさらと

溶けるように
解けるように


褪せて
朽ちて
灰になる
還っていく

戻らない



何を表すのか
何を意味するのか

ぼくにはわからない


ただ一つ 解るのは

“この世界の崩壊”

砂時計 の ような


花が咲いて 枯れて 散るように
ただ抗うことを知らずに

ほろほろと
とけるように散るように
崩れる ように

壊れて逝く


音は ない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

侵色

(.`・ω・´)9

閲覧数:73

投稿日:2009/10/07 07:16:46

文字数:365文字

カテゴリ:歌詞

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