歯痒い感情に身を任せては褪せる視界に涙の影を落とした
名前も知らない 悪びれず澄んだ雲に沿って
在り来りな不満を ひとつずつ並べてちぎって捨てた
足りないばかりの温み求めて適当な君の言葉で胸を満たした
粗悪な理想論を 振りかざす厄介な木偶の坊に
疲れ果てた僕も 君もきっと理解されないのだろう
乾ききったその瞳を 虚ろなままに交わして
身勝手でも これで最後のサヨナラしよう
未完成で不安定ででもひとりぼっちでいたかった
君の知らない私を見せたくはなくて
求め合って 縛りあって、で最後は馴染みの悲劇へ
戯けた話にするしかないよね
冷めた視線に 心の欠片ふたつぶつけあう
暁光の中に浮かんで沈めた気持ちは何
上手く笑えないならば 気まぐれに泣いてやれ
下手な芝居で誤魔化した「後の祭り」は悲しいからさ
濁りきった関係だけが今を生きてる証で
身勝手でも これが僕らの在り方だろう
未完結で不始末な2人で描き殴った情景は
僕の知らない君へのせめてもの手向け
戻れなくて 期待なんて もう今更どうでもいいから
ふざけた話にしてもいいけどね
乾ききった笑い声も 虚ろなままの言葉も
分かってるよ これで最後のサヨナラにしよう
未完成で不安定で でもひとりぼっちでいたいの
誰も知らない私が溢れてきそうで
求め合って 縛りあって、で最初で最後の悲劇へ
戯けた話にするしかないよ
私と 僕と 崩れた世界
情けない夢を見てた
そんな笑い話にしてみせるからさ
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