Instinct - 作詞／作曲／編曲　サンペイタツロウ

魂が渇いて　欲望が疼いて
動機は単純だ　どきどきしたいのだ
胸が高鳴って　力漲って　
迎えにいくのだ　ただ待つばかりではなく

不器用で構わない　それだって味になる　
己に寄り添って　誰にも阿らないで
着々と積み上げる　
相応の手間暇や面倒を厭わない　
やるしかないのだ

どうかしてんの　どうでしょ　
どうなっちゃってんの　どうしよう
脳内はいつも散らかり放題
濁った泉のように　滾々　混沌が湧いてる
汲み取って　濾過して　そんな繰り返しだ

意味などなくたっていいのだ
始めたなら終わりまで　
燃え尽き灰に変わるその日まで刻む鼓動のよう
答はなくたっていいのだ
滾る水が涸れるまで　やめる理由などないさ　
行けるとこまで行こう　勝手に
好きで嫌いで　愛し憎んで　
酔い痴れ　もがいて　綴るのだ

とは言うもののさ　だからって別にさ　
やらなくても死なない　言うなりゃ気持ちの問題
高尚なもんじゃないし　大層なもんでもない　
でも抗いがたい　やめるにやめれない　

どうかしてんの　どうでしょ　
どうなっちゃってんの　どうしよう
散々迷走してじたばたしてんの
客観性なんてどうにも　持ってるつもりさえもない
正解か否かあたしにゃわからないけど

謎のまんまだっていいのだ
辿り着く場所も知らず　
あらゆる事柄が吹かす風に推されて流れよう
答はなくたっていいのだ
滾る水が涸れるまで　やめる理由などないさ　
行けるとこまで行こう　勝手に
月とか太陽　何度巡って　この身が土に還るまで

だめだ　足りない　まだまだもっと吸って吐いて
しかたない　飽くなき　痛いくらいの渇望なんだ
食う寝る殖えると並べちゃおこがましい　
されど　魂が求めてやまないのだ

意味などなくたっていいのだ
始めたなら終わりまで　
燃え尽き灰に変わるその日まで刻む鼓動のよう
答はなくたっていいのだ
滾る水が涸れるまで　やめる理由などないさ　
行けるとこまで行こう　勝手に
好きで嫌いで　愛し憎んで　
酔い痴れ　もがいて　綴るのだ