手のひら返し
作詞・作曲 マルトース
歌 初音ミク


最低最悪の手のひら返し
君が綺麗になったから
人生最大の手のひら返しで
見とれていたいな

何年間も君を見ていて
綺麗だと思わなかった
とにかく君が嫌いだった そう
あの日が来るまで
久々に君を見かけた
今までは感じなかった
「綺麗だ」と初めてそう感じた
素直に感じた
君を君を眺めていると
まるで宝石を見ているようだ
キラキラした君の顔を
ずっと見ていたい

誤魔化している姿より
欠点に向き合いながら
自分を変えるその姿こそ
本当の君さ

最初から君は綺麗さ
繕って隠さなくても
ありのままの君の姿を
受け止めるのにさ…
受け止めるのにさぁ…

何年間も君は僕には
素の顔を見せなかったね
気づいてた 本当の君じゃない
それが嫌だった
君は言う「感謝してるよ」
「私今とても幸せ」
「君の愛でここまで来れたんだ」
そうやっていつも
君は君は嘯くけれど
きっと君自身分からないんだ
本当の君、本当の自分
きっと探してた

君が自分で考えて
なりたい自分を見つけ出し
それに近づくその姿は
本当に綺麗さ

ヘラヘラと無難に笑い
人のこと騙さなくても
君がなりたいその姿を
受け止めるのにさ…

最低最悪の手のひら返し
君が綺麗になったから
人生最大の手のひら返しで
見とれていたいな
見とれていたいな