S0
しあわせを忘れない
そう　言葉ほどに簡単なことじゃないけど
悲しくても忘れない
そう　たとえ時を戻せても
委ねたりはしない
君と共に　歩いてく

A1
人の群れに負けないように
イヤホンして足を速めた
今日も狭い僕の世界は
何も拾わない
やり過ごして背中を向けて
夕日に見つめられて
振り子時計が壊れる
速さで生きてる

B1
あの日ふたり　合わせた唄は
優しくて
心の中　光を見た
その名前は　奇跡だと気づいた

S1
しあわせを忘れない
そう　言葉ほどに簡単なことじゃないけど
悲しくても忘れない
そう　たとえ時を戻せても
委ねたりはしない
君と共に　歩いてく


A2
細切れの静寂抱えて
足場削る横断歩道
失っては流した涙　すぐに吸い込まれ
踊るようにすれ違ってく
誰も瞳腫らして
信号　赤でも
止まればもうダメになると

B2
腕の中に　抱きしめられて
人は皆　生まれ変わる
熱い鼓動　その名前は
もうきっと　知ってるよ

S2
やさしさを忘れない
そう決意しても　負けそうな世界の中で
別れても消えはしない
そう　繋がりが見えているよ
大切なものは守るよりも　届けよう


C
わかるかな　響くかな
ここに証はある　明日へ向かうよ
わかるまま　響きあえ　抗うように
僕らは会えたんだ　逢えたんだ…！

S3
しあわせを忘れない
何ひとつ忘れない
そう　言葉ほどに簡単なことじゃないけど
悲しくても忘れない
そう　時を戻す水時計　海へと投げたら
君と共に　歩いてく


【譜割り・()は一音分】

S1
しあわせをわすれ(ない)
(そう)　ことばほどにかんたんな
こと(じゃ)ないけど
かなしくてもわすれない
(そう)　たとえときをもどせても
ゆだねたりはし(ない)
きみとともに　あるいてく

A1
ひとのむれにまけないように
イヤホンしてあしをはやめた
(きょ)うもせまいぼくのせかいは
なにもひろわない
やりすごしてせなかをむけて
ゆうひにみつめられて
ふりこどけいがこわれる
はやさでいきてる

B1
あのひふたり　あわせたうたは
やさしくて
こころのなか　ひかりをみた
そのなまえは　きせきだときづいた

S1
しあわせをわすれ(ない)
(そう)　ことばほどにかんたんな
こと(じゃ)ないけど
かなしくてもわすれない
そう　たとえときをもどせても
ゆだねたりはし(ない)
きみとともに　あるいてく


A2
こまぎれのせい(じゃ)くかかえて
あしばけずるおうだんほどう
うしなってはながしたなみだ
すぐにすいこまれ
おどるようにすれちがってく
だれもひとみはらして
しん(ごう)　あかでも
とまればもうダメになると

B2
うでのなかに　だきしめられて
ひとは(みん)な　うまれかわる
あついこどう　そのなまえは
(もう)きっと　しってるよ

S2
やさしさをわすれ(ない)
そうけついしても　
まけそうなせかいのなかで
わかれてもきえはしない
そう　つながりがみえているよ
たいせつなものはまもるよりも
とどけよう


C
わかるかな　ひびくかな
ここにあかしはある　あしたへむかうよ
わかるまま　ひびきあえ　あらがうように
ぼくらはあえたんだ　あえたんだ

S3
しあわせをわすれ(ない)
なにひとつわすれ(ない)
そう　ことばほどにかんたんな
こと(じゃ)ないけど
かなしくてもわすれない
そう　ときをもどすみずどけい　
うみへとなげたら
きみとともに　あるいてく